サハスラーラ頭頂チャクラ活性化と意識拡大の実践法

サハスラーラ頭頂チャクラ活性化と意識拡大の実践法

サハスラーラ頭頂チャクラの基礎知識と特徴

サハスラーラ・チャクラの基本情報
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基本概念

頭頂部に位置する第7チャクラで、宇宙意識との接続を司る

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シンボルカラー

紫色(場合により金色や白色)で千の花弁を持つ蓮華

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サンスクリット語の意味

「千倍」「千の花弁」を意味し、無限の可能性を表現

サハスラーラ・チャクラ(第7チャクラ) は、頭頂部に位置する最も神聖なエネルギーセンターとして知られています。サンスクリット語で「サハスラーラ(Sahasrara)」とは「千の花びら」を意味し、千枚の白い花弁でできた光輪として表現され、無限を象徴しています。
このチャクラは、宇宙や高次の意識とつながるエネルギーセンター として機能し、悟りや霊的覚醒、直感力の開花に深く関わるチャクラ です。他のチャクラとは異なり、すべてのチャクラのバランスを統括する重要なエネルギーセンター であり、開くことで「自分は宇宙の一部である」という意識が高まります。
興味深いことに、第7チャクラは 本来のチャクラのバランスが崩れることはなく 、チャクラがどれくらい開いているかどうかが焦点になります。また、他の6つのチャクラバランスが整うと自然と開いてくる 特性があり、逆に第7チャクラだけを何とかしようとしてもどうにもなりません。

サハスラーラ頭頂チャクラの身体的・精神的特徴

サハスラーラ・チャクラは、身体的には 頭蓋骨上部、大脳皮質、皮膚、脊髄、神経系 に対応し、内分泌腺としては 松果体 と関連しています。この松果体は「第三の目」とも呼ばれ、霊的な知覚において重要な役割を果たします。
バランスが取れている状態では、以下のような特徴が現れます。
・内面が安らかで愛と平和に満ちている
・健康に対する心配や不安がない
・未来に対する心配がない
・宇宙と一体化している感覚がある
・芯をもちつつ、流れに身をゆだねられる
また、高次の目的を達成しようと努力する 意識が高まり、スピリチュアルな事柄に関わる使命があると感じ宇宙の様々なエネルギーを感じ、活用する事が出来る ようになります。
一方、チャクラが開きすぎている状態では、周りが見えなくなるスピリチュアルにのめり込み過ぎる時間の感覚がなくなる などの症状が現れることがあります。エネルギー不足の場合は、自分の居場所が無いように感じる決断ができない生きている意味が分からない といった状態になりがちです。

サハスラーラ頭頂チャクラの活性化に効果的なヨガポーズ

サハスラーラ・チャクラの活性化には、カラダを使ったエクササイズではなく、瞑想や、脳や目のまわりをリラックスさせるようなことが効果的 です。第6・第7チャクラは エクササイズよりも瞑想による活性化がおすすめ とされています。
しかし、いくつかのヨガポーズがサハスラーラ・チャクラの活性化に役立つとされています。特に 頭立ちのポーズ(シルシャーサナ) は代表的なポーズの一つです。
頭立ちのポーズの実践方法:

  1. 四つん這いになり、両腕を床につけます
  2. 頭頂を床につけ、両手で頭を支えます
  3. 息を吐きながら頭頂を床につけ同時に腰を上げていきます
  4. 両手はできれば上げていきます(キツイ場合は背中に下ろしてもOK)

この他、肩立ちのポーズ(サーランヴァサルヴァンガアーサナ) も効果的です。これらのポーズは頭部への血流を促進し、脳の活性化を通じてチャクラのエネルギーを高めます。
瞑想との組み合わせ:
ヨガポーズの後は瞑想を行うことで、より深いレベルでのチャクラ活性化が期待できます。963Hz の周波数は第7チャクラに良いとされており、第三の眼の開眼、高次元、宇宙意識と繋がる効果 があります。

サハスラーラ頭頂チャクラの瞑想と意識拡大技法

サハスラーラ・チャクラの活性化において、瞑想は最も重要な実践法 の一つです。このチャクラがバランスしていると、精神的な明晰さ、高い直感力、そして内なる平和を感じることができます
基本的な瞑想技法:

  1. 静かな場所で座り、背筋を伸ばします
  2. 頭頂部に意識を向け、千の花弁を持つ蓮華をイメージします
  3. 紫色や金色の光が頭頂から降り注ぐことを想像します
  4. 宇宙との一体感を感じながら深く呼吸します

マントラ瞑想:
サハスラーラ・チャクラに対応するマントラは「オーム(AUM)」とされています。このマントラを唱えることで、宇宙の根本的な振動と共鳴 し、チャクラの活性化を促します。
音の療法:
前述の通り、963Hz の周波数がサハスラーラ・チャクラに効果的です。現代では440Hzが標準ですが、私たちの心身に良いのは、基準周波数A(ラ)432Hz と言われており、これらの周波数を活用した音瞑想も有効です。
意識拡大のための実践:
空間と時間への無限の可能性が開かれる ことを意識する
神聖な知恵と理解を得る事で、意識次元の拡大をしていく ことを目指す
・日常生活で 宇宙と一体化している感覚 を育む

サハスラーラ頭頂チャクラにおける食事とライフスタイル

興味深いことに、サハスラーラ・チャクラには 特定の食べ物がありません 。これは 第7チャクラは、肉体面よりも精神面と強い繋がりがある ためです。
推奨される食事法:
断食やデトックス によりチャクラを開くことができます
食べ過ぎないこと と、消化の良いものを摂取 して体内に毒素をため込まないことが重要
・エドガーケイシーが推奨する りんごだけを3日間食べ、最後の日にオリーブオイルをティースプーン一杯だけ飲む デトックス法も効果的
16時間断食(20時から翌日12時まで) は胃腸を休ませることができるので身体機能に良い影響があります。これらの実践は物質的な執着を手放し、より高次な意識状態への移行を促します。
推奨される飲み物:
ミネラルウォーター(天然水)
ブラックコーヒー
パワーストーンの活用:
ダイアモンド
アメジスト
水晶
ゴールドトパーズ
ただし、パワーストーンは 自分と共鳴することが一番大切 であり、あなたの感覚で、しっくりこないと感じた場合は、身に着けるのは控えることが推奨されます。

サハスラーラ頭頂チャクラと霊的覚醒の深い関係性

サハスラーラ・チャクラは 自己実現(解脱)、超意識(宇宙意識)と関係が深く、他のチャクラの覚醒をコントロールする、最も霊的なチャクラ とも言われています。このチャクラの特殊性は、従来のチャクラシステムとは一線を画すところにあります。
霊的覚醒への道筋:
サハスラーラは 本来のチャクラのシステムに含まれないとする意見もあります 。ヨガの伝統においては、6つのチャクラを通じてエネルギーが整え られ、その結果として第7チャクラが自然に開花するとされています。
霊的覚醒の兆候:
内側から溢れる至福感を味わえる
人生を愛をもって眺める事が出来る
どのような出来事も気付きや成長を促す為と理解し感謝できる
生まれた意味を理解している
誰もやっていないことに挑戦することができる
スピリチュアルな統合:
サハスラーラチャクラは、頭頂部に位置し、精神的な統合と宇宙との一体感を象徴します 。この統合により、個人の意識は宇宙意識と融合し、自分を傷つけた全ての存在に、慈悲と許しを持てる 状態に到達します。
現代的な理解:
現代のヨガやスピリチュアルな実践では、サハスラーラ・チャクラの活性化を通じて 霊的な覚醒を促し、人生におけるより高い目的と意味を発見すること が可能とされています。この過程は 私たちが真の内面の平和を見出し、自己実現に向かう旅において不可欠 です。
さらに興味深いことに、『ヨーガ・スートラ』では 「脳天の光【サハスラーラ・チャクラ】にサンヤマをなすことによって」 という記述があり、古典的なヨガの文献においてもこのチャクラの重要性が認識されていたことがわかります。
このような霊的覚醒の過程は、私利私欲を手放し、愛を持って、人間らしく、当たり前のことをやっていればいい という自然な生き方へと導いてくれます。最終的に、自然な流れに乗って、あなたらしく歩みを進めて いくことが、サハスラーラ・チャクラの真の開花につながるのです。
第7チャクラの基本的な意味と活性化方法について詳しく解説されています
サハスラーラ・チャクラの徹底解説と心身への効果について包括的に説明されています