
ヴィシュダ・チャクラは、首の中央部、喉の位置に存在する第5チャクラです。サンスクリット語で「ヴィシュダ」は**「清浄な」「純粋な」**という意味を持ち、私たちの思考、言動、行動のすべてを浄化する役割を担っています。
このチャクラの対応色は青色で、空のエネルギーと深く関連しています。身体的には甲状腺や副甲状腺と密接な関係があり、新陳代謝、成長、脈拍、体温、自律神経の調節に重要な役割を果たしています。
🔮 チャクラの特徴
「清浄」という意味を持つヴィシュダ・チャクラは、外部から取り入れるエネルギーを浄化する重要な役割を担っています。空気清浄機のフィルターのように、呼吸や飲食で取り込んだ空気を浄化して内側に取り込む機能があります。
音による浄化も重要な特徴の一つです。お寺の鐘や神社での拍手のように、音の波動によって内側が浄化される感覚は多くの人が体験できます。マントラを唱えることで、発声に関係する喉元のエネルギーが浄化に関わることが理解できるでしょう。
インド哲学では、世界の根源を音(マントラ)だと考えられており、音の波動の変化によって世界が変化すると信じられています。そのため、発声に関わるヴィシュダ・チャクラには世界を創造するエネルギーが備わっているとされています。
ヴィシュダ・チャクラが整っている時は、以下のような驚くべき効果が現れます:
✨ コミュニケーション効果
🧠 精神的効果
このチャクラの機能が正常に働いている場合、外部との関係によって気を乱される事がなく、自分自身の内部への意識を高めることができるようになります。そのため、高い精神世界への入り口とも言われているのです。
ヴィシュダ・チャクラを活性化する瞑想の実践方法をご紹介します:
🧘♀️ 基本的な瞑想手順
瞑想中やリラックスしているときに、ラピスラズリ、ターコイズ、アクアマリンなどの青いクリスタルを喉の位置に置くことで、エネルギーの流れを整えることができます。これらの石は特に喉のチャクラを活性化する効果があるとされています。
💎 クリスタルヒーリングの活用
ウッジャイ・プラーナーヤーマは、ヴィシュダ・チャクラの詰まりを取り除く最も効果的な呼吸法です。この特殊な呼吸法は、喉元を締め付けながら深い呼吸を行うことで強い呼吸音を出します。
🌊 ウッジャイ呼吸の実践方法
この呼吸法では、力まないように喉の奥を少し締めて、呼吸時に通り抜ける空気がかすかな音を鳴らすことが重要です。チャクラの働きを阻害している不純性を素早く取り除くことができるため、定期的な実践が推奨されます。
また、完全呼吸と組み合わせることで、より効果的な結果を得られます。お腹の下の方から空気を入れていき、胸全体、首の根元までしっかり空気を吸い、吐くときは上から順番に、首の根本から下腹部までしっかり吐き切る方法です。